トラマニア

チョコレート、猫、小学生の学習などなど。

漫画で中国文学

昨日、仕事も休みだったので親子3人で町の図書室へ。
『図書室』というのは、市の図書館より小ぶりの、
町の公民館に付随しているものです。
意外にも新しい本がすぐに入るし、子ども向けの本が充実しているので、
よく行きます。職員さんが市の図書室の職員さんよりなんとなく優しい。
小規模だからでしょうか?

今日は長男、次男とも漫画を借りました。
漫画も多いんです。『デスノート』もあったなあ。今度借りたいかも(笑)

封神演義 1 完全版 (1) 封神演義 1 完全版 (1)
藤崎 竜 (2005/07/04)
集英社

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長男は『封神演義』(ほうしんえんぎ)を借りました。
これは、中国のとても有名な名作文学の一つが元の漫画です。
(『水滸伝』、『三国志演義』、『金瓶梅』などと並び賞される中国四大奇書の一つ)
よくもまあ、これを漫画にしたものだ、と思ったもんです。
でも、これがまた面白い!
原作とは違うところは多々あるけど、大筋は原作通り。

古代中国の殷の王が、『千年狐狸精』(妖狐)の化身で妖怪仙人の『蘇妲己』に誑かされ、
国を腐敗させてしまったので、
それを救うため、道士『太公望』が仲間と共に戦い、悪の妖怪仙人達を封神する、というもの。

仙人や道士という、古典的なキャラが出てきますが、(まあ、古典だし)
絵の雰囲気や宝貝(パオペイ)という武器を使って戦うシーンや
キャラが来ている服の雰囲気などは大変SFチックで少年漫画らしい。
とくに太公望が乗っている神獣、四不象(スープーシャン)がムーミンのようで可愛い!
というか、ムーミンがモチーフなのだろうなあ。

『太公望』というと、釣り好きの人、という意味だとお思いだと思いますが、
『封神演義』の『太公望』こそ語源。
この道士が釣りをしているときに、周(殷の後に国を治める)の国の文王が
「これぞわが太公(祖父)が待ちんでいた人物である」と彼を召し抱えたという話に
由来しているのだそうです。

そういえば文王が太公望に
「釣れますか?」って聞いてるシーンもあります。作者はちゃんと原作読んでますね。

本当の原作(もちろん日本語訳版)は長いし、大人っぽい内容も多いから
子どもにはオススメできませんが、
この漫画だったら、大変とっかかりやすいと思います。
中国史の入り口にオススメです。漢字の勉強にもなりますよ^^
その後、横山光輝氏の『三国志』を読むのもいいものです。

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2007-02-12 Mon 15:40 中国便覧
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